高い声出る ボイストレ−ニング

今までに歌を歌ったことのない人はいないだろうと思います。
カラオケなんかで自分の得意な歌を歌うと気分がスカッとするものです。別に上手いとか下手とかは関係がありません。自分の好きな歌をその気分で歌えることはすばらしいことだと思います。声を出すと特に大きな声を出すことで人間はストレスを発散することが
出来ます。

１．最近は精神的な悩みを抱える方が多く心が曇ってしまうと先ずそれが表情に出てきます。悩みを話す事が出来るような人が近くにいれば問題ないのですがなかなか口に出したくないこともあります。そんな場合、心から顔の表情にそして姿勢、睡眠、食欲不振に影響して病気にとなっていきます。
　そんな場合、声を、それもできるだけ大きな声を出すことが出来れば改善するものです。
しかし、何でもないのに大きな声を出す必要はありません。例えばスポ−ツで大きな声を出しても、出さなければならないのは剣道ぐらいなものです。
　その点、歌を歌うことは簡単です。でも誰でも、できるなら上手に歌いたいと思う事です。ドラえもんのジャイアンのように自分勝手に歌うのはそれで良いことなのですが、忘年会、新年会、歓送迎会などで歌いたい歌を自分が納得する歌い方が出来れば心が晴れ晴れします。
　といってなかなか、自宅でそのために練習することはちょっと面倒です。
　でも最近は人によっては自宅で高額なカラオケセットをお持ちになってご自分の好きな
　歌を歌っている方も多く、自宅の一室をホ−ムバ−のようにしてカラオを歌を楽しんでいる方も珍しくありません。
　２．そんな人でも「自分は歌が下手だ」とか「人前では歌えない」とか思っている人が意外に多いのです。歌は上手に歌う必要なんか有りません。自分が気持ちよく歌えることが出来れば良いのです。といっても出来れば上手く歌えればそれに越したことはありません。
元歌手とかが近くにいて発声の方法を教えてくれる方がいれば良いのですが発声の練習を個人的にすることは幾ばくか難しいところがあります。

演歌の様な比較的生活音の場合は歌いやすいのですが、最近は演歌でも高音のさび部分が多くなって小節の高い音に自分の声がついて行かなくなってしまっている曲が多くなっています。もちろん若い人のはグル−プで女の子が歌っている曲は別にして「うまいな、いいな」と思えるのはテンポが速くリズミカルで一挙に高音に舞い上がってしまっていく
曲の多いことです。
　こうなるとこちらも高音の応戦をしければならなくなります。例えばスイスの牧童のヨ−デルはあの裏声を出すのにはだいぶかかるようで大変な練習が必要のようです。

３．　このヨ−デルの様な歌を快調に歌うことが出来れば楽しいです。楽に高音や裏声を
出しています。　ウィリー沖山さんの「山の人気者」
　

　ここまでは行かなくてもちょっとしたコツをつかんで練習すれば楽に高い音を
操ることが出来ます。

　これはモンゴル伝統の歌声ホ−ミ−です。のどを絞って高い音を出している事が
わかると思います。どこか日本の民謡に似ていますよね。ひょっとしたら民謡のル−ツ
はこのあたりにあるのかもしれません。
　

１．高音の声、歌声を出すのはそんなに難しくないのです。最初はちょっと慣れないために声を出すのに違和感があるかもしれませんが、歌を歌える人なら誰でも出来ます。腹式呼吸と声の絞り具合に慣れてくれば簡単に高い声が出るようになるのです。　



　子供の頃、小鳥のメジロを飼っていました。（保護鳥なので飼うのには許可が必要です。
）冬の寒い頃になると椿の枝なんかにとまって、鮮やかにさえずります。しかし上手に鳴けないメジロもいます。そんなときは上手になくメジロを借りてきてそばにしばらく置いておくと上手に鳴けなかった方がきれいに鳴けるようになります。上手に鳴けることを覚えるのです。

　この高音ボイストレ−ニング教材は形だけでなく無理のないような状態で高い声が出るように指導していくことを重点に作られています。高音のボイストレ−ニングとしては優れた教材だと思うので高い声の部分を無理なく歌いたい方に是非、おすすめです。